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ドリフの誇る豪華講師陣!
おひとりずつに、ドリフターズサマースクールに関して/ご自身に関しての、2つの軸をもとに質問を伺いました。
1. ドリフの活動についてどう思いますか?どう関わろうと思いますか?
2. 人生のターニングポイントはありましたか?また、それはいつでしたか?
[ダンスコース]
▼山田うんさん
Co.山田うん 1.講師として関わっていますが、「教える」というよりみんなの自由の鍵を 開けるきっかけを作る役回りになれたらと思っています。みんなが自由な 活動・動きへの鍵を自分で開けるという経験をした方がいいと思うので、 そのために前に進みたくなるような何かは与えるけれど、どう鍵を開け にいくかはそれぞれ考えるようにうながします。そして、恥ずかしさなど関係なく、 とにかく意見が出しあえる自由環境をつくることを心がけています! 2.これからだと思います!!
▼川合ロンさん
Co.山田うん 1.教える立場ではないし、参加者として応募したわけでもないですが、 この場に来られたことを大切にしてやりたいなと思っています。 TAとも講師とも違って、肩書から自由になれるから、浮いているというか、 中に入り込めるので、みんながうまく発想できるような起爆剤になれたらなと思います。 2.みんなのうた聞いて踊ったりしていたときかな。 ダンスというものがずっと好きなので、ターニングポイントというよりは、ずっとまっしぐらです。
▼城俊彦さん
Co.山田うん [建築コース]
▼中山英之さん
(建築家) 指導する立場ではあるのだけれど、少し世代の離れたひとたちや建築とは違う分野に身を 置いているひとたちがどういう考え方を持っているのか、 僕自身も学ぶ機会になるんじゃないかな、と思っています。 だから、ターニングポイントというのは、今なのかもしれません。 趣味も特にないままずっと建築の世界だけに身を置いてきたので、 こうやって振付家やファッションデザイナー、 あるいは公演を運営するような立場の方々の仕事を間近で見られること、 言動をそばで聞けることは、すごく大きな出 事になっています。
▼藤原徹平さん
(建築家・フジワラテッぺイアーキテクツラボ) 1.プロ意識に溢れた「クリエーションの実験」の場として育てていきたいと思う。 2.気づくと毎年ターニングポイントがある。 [ファッションコース]
▼玉井健太郎さん(ファッションデザイナー)
1.学生にとっては 普段学校では交流の持てない人たちと関わり 短期間で1つの講演を仕上げていく過程で 自分の意見を持つ事 他人の意見を受け入れる事 他分野の考えを受け入れ提案していく事を 続けなければならないので 人間として クリエイターとして とても成長できる時間を過ごせると思います。 2.日々のいろいろな方々との出会い、 その集積であり大きなターニングポイントはあるようで実はないと思います
▼山縣良和さん(ファッションデザイナー)
1.閉塞感のあるファッションを他の業界との交流を持って、 新しい価値観を持って表現出来るきっかけの場となればと思います。 2.19歳の時、ロンドンに行く事を決めたときです。 誰も知らない場所へと行くという一つの決断が、 その後の僕の人生にとって大きな影響を及ぼしました。 [制作コース]
▼金森香さん(プロデューサー・プレス)
1.自分が何する者なのかを模索しているときこそ、 多様なる他者のさまざまな物差しに接してほしいです。 実践的な事柄も伝えたいと思ってますが、いっこの作品を作るにあたって集まる、 多様な価値観のせめぎあいの中、どのように自分が発言していくかを考えながら 、肌で感じる他者の感覚を身につける機会がつくりたいです。 スクール受講生それぞれの夢の見方、責任のとり方は多様であり、お客さんが求めるものも多様です。 最後の公演にむかって、発生するあらゆるトラブルを クリエーションのきっかけにするたくましさとしなやかさ、 常に思考を回転させながら解決させていく運動感覚を養いたい! という思いで荒波を容赦なく受講生の皆さんにダイレクトにぶつけたいと思ってます。 這い上がってきて! 2.ターン多いので、もはや最初の自分のマインドが思い出せませんが、 18歳でロンドンにいったときが初ターン。 さまざまなジェンダー、宗教、年齢、の人々に会って、 考え方や生き方は大きく変わりました。次は、帰国後出版社リトルモアで働いて、 日本人の濃厚な義理人情感覚に感動してターンして、あとは、 自分で会社(シアタープロダクツ)始めてからは、 そのことで得たたものと失ったものに気づいたある日、相当大きくターンしました。 最近では結婚してまたゆるやかにターンしてますが、どこへむかっているのかわからないです。
▼中村茜(プロデューサー・precog)
1. 目を見張るような才能に出会いたい。 受講生たちと未来を面白くできることを夢見ています。 2.これが人生のターニングポイントだ!という経験は まだなのかと思います。強いて言えば、高校生のときに母が重い 躁うつ病にかかって入退院を繰り返したので、その姿をそばで見ていて、 それまで見ていた日常の風景、価値観、未来、みたいなものがガラッとかわっていきました。
▼増崎真帆さん(マネージメント・プレス)
1.ドリフは、ドリフが起こす漂流に人を巻き込んでいく力が半端なくて、 サマースクールの受講生も巻き込まれています。そこで何を得るかは 受講生の自発性やモチベーションによるところも大きいけれど、 だからこそここで育つ人には強度がともなうと思います。プロのフィールドで 人とのつながりを広げたり深めたり、 そこから何かを起こすことを経験することはとても貴重です。 2.これからのことも踏まえると、フリーランスになったところかなと思います。 領域も所属も超えた立場でいろんなクリエーションをサポートしたいと思って所属を取り払った今、 何をやっても自由だけれど、仕事をする人たちへの責任も自分にしかないし、 人のつながりのおかげで成り立っている今だということへのありがたさも常にありつつ、 フリーということへの覚悟みたいなものもあります。
▼宮村ヤスヲさん(グラフィックデザイナー)
1.一般的な公演の進行とは全く違うことやっているので、講師も含めてすごく 緊張感があるのは間違いないと思う。タイトルやテーマも何も決まってないのに それをどう見せるかという、大変チャレンジングなことを課していることはわかっているけれど 、だからこそ面白いというか、 素晴らしい答えをだしてくれるのを期待しているところがあります。 2.それはまだ来てないんじゃないかな。 物心ついたときから絵が好きでそのまま今にいたっているような。 今はグラフィックをとおして人をより幸せに出来たらという想いでやっているけど、 これが2Dから3Dの世界に拡張して、建築や都市の中で人々がより快適に過ごせる様な 働きができる時が来たら、それがターニングポイントになるのかも知れない。